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​4 完成後の活動 2

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国登録有形文化財に申請、認定される

​ 移築して町に残った赤レンガ門塀を国登録有形文化財に申請した。所見は神戸信俊氏に依頼した。2017年、所有者で当会が市の教育委員会を通して文化庁に申請を行い、秋に文化庁から建造物調査官が県の文化財担当者と共に調査にみえて、当会から4名が立ち会った。

 移築場所について旧市内のこの場所に移築した経緯を説明した。調査官が「駅に移築というケースもあるのですが、案外さびしいものです。こういう町の中にあるのは良いものですよ」と述べられた。工事についても「市民団体でよくここまでやりましたね」という言葉をいただいた。

 2018年3月に答申、5月10日に官報告示

となった。

 右新聞は2019年3月登録文化財答申の

​ 新聞記事。写真も掲載された。

 

2018

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2019 

登録有形文化財のプレート台を市が制作くださった
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​届いたプレートを囲んで記念撮影2018/秋

​文化財プレートの台を市が制作くださった。

​ プレートを作ってくださることを、2018年6月に市から連絡を受け、2019年3月に御影石のプレート台が出来上がりました。市にお礼申し上げます。

 プレートには「この建造物は貴重な国民的財産です 文化庁」と書かれてあります。今は真っ白な御影石ですが、時間が経てば敷石の御影石と馴染んでくることでしょう。当会は周りにリュウノヒゲという可愛い植物を植えました。

2018/ 6

​「登録文化財 赤レンガ門塀保存活動記録誌」出版
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​ 2017年8月より取り組んでいた「赤レンガ門塀 保存活動の記録」冊子を2018年6月に出版しました。ご寄付や、他の様々な形でご協力いただきました皆様にお礼と完成までの経過、移築費用も含めてご報告したいと取り組みました。

 1000部を出版しお世話になりました方々に配付いたしました。

1万円以上のご寄付をいただきました皆様には、お名前の許可をいただいてから掲載。

 移築までの9年間一番苦労しましたのは 移築場所を市から借りられるまでの3年間、それから建設資金の調達、工事に付きまとう様々な問題です。

 当会委員からの寄付金以外に「NPO龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会」(当時は当会委員が主たるメンバー)からの助成金、市の協働事業、JR文化財団からの助成金を受けました。心より御礼を申し上げます。

 そして、市民の皆様の応援があってこその保存活動だったことを、これからのまちづくりに携わる方々にもお伝えしたい、それが大きな動機でもありました。

 冊子内容ははこのHP1ページに PDFとして掲載しております

「明治とふれあう街歩き」
      市公共交通活性化協議会の企画に協力 

2018 9月2日

 2018年9月2日、龍ケ崎市公共交通活性化協議会事業「関鉄レールメイトと行く 竜ヶ崎線 明治とふれあう街歩き」を実施された。 

 当会も協力。参加者全員に「赤レンガ保存記録冊子」を贈呈し、赤レンガ門前で説明を行ないました。60名参加

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龍ケ崎市広報​ りゅうほー 掲載記事

2018/ 6

「旧諸岡家住宅煉れんが瓦門及び塀」が国登録有形文化財に決定

 

 今年3月、国登録有形文化財候補として文化審議会文化財分科会から答申があった、「旧諸岡家住宅煉瓦門及び塀」が、5月10 日付けで正式に国の文化財登録原簿に登録、告示されました。
 この煉瓦門および塀は、市民により組織された
赤レンガ保存実行委員会(久保田房子委員長)に
よって、移築・保存されたものです。市民の皆さ
んからの募金や実行委員会委員が寄せた寄付金、
東日本鉄道文化財団助成金、市の「市民協働事業
提案」への応募により受けた助成金などによって
移築工事が行われました。
 煉瓦門および塀は、上町八坂神社脇の公園に隣
接した市有地に移築され、実行委員会によって説
明板も立てられています。ぜひ見学してみてくだ
さい。
久保田房子氏のコメント
 明治の煉瓦門をまちに遺せたこと、また登録文化財に認定されましたことは、本当にうれしく、9年間、ご支援下さいました皆さまに、改めてお礼申し上げます。移築後、小学生との交流が続き、赤レンガが親しみやすい近代遺産であることを実感しております。

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